熱帯雨林

危機遺産

アツィナナナの雨林群(マダガスカル)

■太古に大陸から切り離され、島と化したことで独自の進化を遂げた森 マダガスカル島は世界で4番目に大きいとも言われる「島」ですが、かつて存在したゴンドワナ大陸の一部だった部分が分離し、およそ6000万年前に孤島となりました。現在この島には3つの世界遺産が登録されており、そのうちの一つ、東部の南北に広がるアツィナナナの熱帯雨林は、広大な国立公園を複数含む、13のエリカからなります。“アツィナナナ”とは“東”の意味。その通りほとんどが東海岸に近い位置に広がっており、熱帯雨林の中で多くの動植物が住んでいます。
登録基準(ⅸ)

クイーンズランドの湿潤熱帯地域(オーストラリア)

Wet Tropics of Queensland (Australia)  OUV (ⅶ)(ⅷ)(ⅸ)(ⅹ) 1998年世界遺産登録 2018年撮影 ■熱帯雨林 クイーンズランド州にある熱帯雨林は約450KMに及ぶ南北に広がる。700以上の国立公園や保護区を含み、多くの動植物、絶滅危惧種が生息する。 ■登録範囲 <ディンツリー国立公園> 世界最古の熱帯雨林。太古のシダ類、ツタなどが生い茂り、映画...read more
登録基準(ⅸ)

オーストラリアのゴンドワナ雨林(オーストラリア)

Gondwana Rainforests of Australia (Australia)  OUV (viii)(ix)(x) 1986年世界遺産登録 1994年範囲拡大 ■ゴールドコーストは海より山!古代大陸にあった太古の森 オーストラリア東部の沿岸沿いの都市ゴールドコーストには、美しいビーチと、ビーチ沿いにも関わらず高層ビルが平行して林立する都市とが一つになった、リゾートに欲しいものが揃って...read more