ロマネスク建築

文化遺産

ピサのドゥオモ広場(イタリア)

倒れそうで倒れない「奇跡の広場」 イタリア中部のトスカーナ地方の自治都市、ピサに位置するドゥオモ広場には、ドゥオモ(大聖堂)・鐘楼・洗礼堂・カンポサント(墓所)の主に四つの建築が残り、広場全体が世界遺産に登録されています。
文化遺産

歴史的城塞都市カルカッソンヌ(フランス)

■歴史の変遷と修復活動により今なお残る中世の城塞都市 フランス南部、スペインにほど近いカルカッソンヌ地方には、全長約3kmの二重の城壁に囲まれた城塞都市があります。ローマ時代から続く増改築と修復を繰り返し、なお今残る城壁と内部が世界遺産に登録されています。
文化遺産

ポルト歴史地区(ポルトガル)

■海とともに発展してきた1,000年の歴史 ポルトガル北部、ドウロ川河口を見下ろす山腹に沿って、ポルト、あるいは伝統的に”オポルト”と呼ばれる街があります。リスボンに次いでポルトガル第二の大きさの都市ポルトのうち、世界遺産の英語名にある通り、中心部と、ルイス1世の橋と、セラ・ド・ピラール修道院が、まとめて1つの歴史地区として世界遺産に登録されています。
文化遺産

トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会(ドイツ)

■ドイツに残るローマ遺構と墓標 フランスの「オランジュ」のように現在多国に残るローマ遺構の一つです。ここドイツ、トリーアに8件、近郊の地方自治イゲルに1件、計9件が世界遺産に登録されています。この辺りはかつてローマ時代にガリアと呼ばれる主要都市として栄えました。他の国の遺構同様、円形劇場や浴場、門などの他に、中世に建てられた大聖堂も含まれています。
文化遺産

サンティアゴ・デ・コンポステーラ(旧市街)(スペイン)

※アイキャッチ画像は版権フリー「javier alamoによるPixabayからの画像」 Santiago de Compostela (Old Town) (Spain) OUV (i)(ii)(vi) 1985年世界遺産登録 ■旅の終着点、キリスト三大聖地の一つ スペイン北部ガリシア地方の都市、サンティアゴ(使徒ヤコブのスペイン名)では、かつてヤコブの遺骸が発見されたという噂から、中世ヨーロッ...read more
文化遺産

アマルフィ海岸(イタリア)

Costiera Amalfitana (Italy)  OUV (ii)(iv)(v) 1997年世界遺産登録 ■切り立った断崖にへばりつくような街並みが造り上げた景観 ソレントからサレルノに至る約30kmにわたる絶景の海岸線が世界遺産です。断崖絶壁のような厳しい環境にも関わらず、中世初期から続く集落⇒町への持続的な発展が、まさに文化的景観として認められています。 アマルフィ資産範囲 ユネスコH...read more
文化遺産

モン-サン-ミシェルとその湾(フランス)

Mont-Saint-Michel and its Bay (France)  OUV(i)(iii)(vi) 1979年世界遺産登録 2007年、2018年軽微な変更 ■夢が現実に?!頭蓋に空いた穴 フランス ノルマンディー地方の海に、ぽっかりと浮いたような岩山があります。 708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けたが、悪魔の悪戯...read more
文化遺産

ロンドン塔(イギリス)

Tower of London (United Kingdom)  OUV(ii)(iv) 1988年世界遺産登録 ■塔というより城塞 ロンドン市内を流れるテムズ川に沿って位置するロンドン塔は、堀にもテムズ川の水が引かれています。もともと11世紀にウィリアム1世が外敵から守るために建設を命じた、要塞でした。最初にできたのがホワイトタワーと呼ばれる建物です。 その後時代とともに、造幣局であったり、天...read more
コラム

西洋の聖堂から始まる建築様式

教会や聖堂の建築様式を知るだけで、ヨーロッパの街をめぐる楽しさが倍増します!私が世界遺産の講義で使用したスライド形式で簡単にご紹介! トルコはキリスト教文化のあとにイスラムの文化が来て融合された