壁画

文化遺産

マハーバリプラムの建造物群(インド)

■さながら屋根のないオープンミュージアム!ヒンドゥーの芸術の町 インド南東部の海岸沿いの港町マハーバリプラムはヒンドゥーにおける聖地の一つであり、メインとなる建造物群、ムクンダ・ナヤナール寺院、ピダリ・ラタおよびバリアン・クッタリ・ラタの3つのエリアが世界遺産に登録されています。
文化遺産

リオ・ピントゥラスのクエバ・デ・ラス・マノス(アルゼンチン)

■左手の手形が物語る先住民の暮らし アルゼンチン南部のサンタ・クルス州、パタゴニア地方、ピントゥラス渓谷に沿って点在する洞窟のような壁面が世界遺産に登録されています。
文化遺産

アジャンター石窟群(インド)

■1,000年かけて造られ、1,000年の眠りについた仏教寺院 インド中央部を流れるワゴーラー川に沿うように、約30の仏教石窟が並んでおり、耳の形をした湾曲部が世界遺産に登録されています。
文化遺産

アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画(スペイン)

■数万年前の絵画技術なのに写実的! スペイン北部の海岸に沿うように点在する洞窟群。これら洞窟には先史時代に描かれた数多くの壁画が残るとして18の装飾洞窟が世界遺産に登録されました。
文化遺産

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院(イタリア)

■浸食や爆撃からも免れた奇跡の壁画 ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。この教会のかつて食堂だった壁には、レオナルド・ダ・ヴィンチが15世紀末に描いた『最後の晩餐』のフレスコ画が残っています。隣接するドメニコ会修道院と共に、世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅰ)

カカドゥ国立公園(オーストラリア)

Kakadu National Park (Australia)  OUV (i)(vi)(vii)(ix)(x) 1981年世界遺産登録 1987年、1992年範囲拡大 2011年軽微な変更 ■最初の住人 オーストラリア北部、ノーザンテリトリー準州には、カカドゥ国立公園があります。公園と言ってもその面積はなんと四国とほぼ同じくらい。また公園にほど近い海に浮かぶフィールド島とバロン島を含めた3か所...read more
文化遺産

モルドヴァ地方の教会群(ルーマニア)

■ビザンツの影響を受けたフレスコ画で彩られた教会群 ルーマニア北部モルドヴァ地方には中世に建てられた多くの宗教建築が今なお残ります。これらは多くが初期ビザンツ様式の特徴が見られ、そのうち8つの教会が世界遺産に登録されています。特に「モルドヴィツァの教会」は教会の壁面が色とりどりのフレスコ画で埋め尽くされ、西側玄関口はビザンツ様式とルネサンス様式の融合が見られます。
文化遺産

莫高窟(中国)

■砂漠の中に佇む千仏洞とも言われる石 敦煌の南に広がる砂漠に、突如現れるオアシスのような一帯を中心に、断崖に掘られた490もの石窟が見つかりました。同じく世界遺産の「雲崗石窟」、「龍門洞窟」とともに中国三大石窟のひとつに数えられる、莫高窟です。世界遺産としては文化遺産の登録基準すべてを有しているのでとても希少性が高いのです。
文化遺産

アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群(エジプト)

※アイキャッチ画像は版権フリー「マサコ アーントによるPixabayからの画像」 Nubian Monuments from Abu Simbel to Philae (Egypt) OUV (i)(iii)(vi) 1979年世界遺産登録 ■様々な伝説を生んだファラオ、ラメセスⅡ世 メンフィスのピラミッドラッシュがエジプト古王国時代だったのに対し、新王国時代(紀元前15世紀~9世紀頃)に入ると、...read more
文化遺産

ヴィエリチカ・ボフニア王立岩塩坑(ポーランド)

Wieliczka and Bochnia Royal Salt Mines (Poland)  OUV (iv) 1978年世界遺産登録 2008年、2013年範囲拡大 ■世界で最初に登録された世界遺産のひとつ クラクフ近郊はおよそ2,000万年前海であり、地殻変動によって広大な岩塩層が生じました。10世紀頃には岩塩があったことが判明し、中世ポーランドでは「白い金」と呼ばれるほど、ポーランド王国...read more