王宮

文化遺産

プラハ歴史地区(チェコ共和国)

■神聖ローマ帝国の栄華を誇る中世の街並み ヴルタヴァ河畔に広がるチェコの首都の中心部、プラハの歴史地区と、郊外のプルーホニツェ公園の2つが世界遺産に登録されています。
文化遺産

フエの建造物群(ベトナム)

■中世~近代までのベトナムで花開いた中国とフランスの影響を受けた王宮文化と寺院群 縦に長いベトナムのちょうど真ん中、南シナ海に面する旧都フエのうち、かつての王宮や城、寺院等が14のエリアにまたがって世界遺産に登録されています。また、ベトナムでは初の世界遺産になりました。
文化遺産

シェーンブルン宮殿と庭園群(オーストリア)

■パリ・ヴェルサイユを凌駕すべく建てられたハプスブルク家の離宮 17世紀末、時の神聖ローマ帝国皇帝、レオポルト一世が命じた夏の離宮、シェーンブルン宮殿。それは元あった狩猟用の館を改築し、フランス王朝に対抗してヴェルサイユ宮殿を超える建築を目指したものでした。そのためスウェーデンのドロットニングホルム宮殿と同様、バロック式の建築を意識したつくりとなります。
文化的景観

シュリー-シュル-ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷(フランス)

※アイキャッチ画像は版権フリー画像「Christelle PRIEURによるPixabayからの画像」 The Loire Valley between Sully-sur-Loire and Chalonnes ( France ) OUV(i)(ii)(iv) 2000年世界遺産登録 2017年軽微な範囲変更(シャンボール城は1981年に登録済) ■100以上の古城が残る美しい景観 ロワール渓...read more
文化遺産

セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館(スペイン)

■中世スペインの歴史と誇りが詰まった3建築 アンダルシア地方、セビリアの町の中心部に集合する大聖堂、宮殿(アルカサル)、インディアス古文書館の3つの建築が世界遺産に登録されています。
文化遺産

北京と瀋陽の明・清朝の皇宮群(中国)

■中国初の世界遺産は中世から続く広大な宮殿 中国が世界遺産条約を締結したのは1985年。世界遺産条約が発効してから10年後のことでアジアとしては早い方です。そしてその2年後に中国初の世界遺産として北京の資産が登録され、2004年には瀋陽の資産も追加登録されることとなりました。
文化遺産

ラサのポタラ宮歴史地区(中国)

■富士山とほぼ同じ標高に世界最大級の建造 チベット自治区ラサ市にそびえる、チベット仏教の寺院と2つの宮殿が世界遺産に登録されています。
文化遺産

サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群(ロシア)

■ロシア皇帝によって栄えた「水の都」 サンクト・ペテルブルグはピョートル大帝が聖人ペテロにちなんで「聖ペテロの街」を意味する名前を付けたことに由来するそうで、歴史地区を1エリアとし、その他建造物を含めて計36ものエリアが世界遺産に登録されています。
文化遺産

ドロットニングホルムの王領地(スウェーデン)

ストックホルム近くの湖に浮かぶワーベン島に、森の中に囲まれた宮殿があります。ヴェルサイユ宮殿を模して造られたとされ、17-18世紀のイタリアやフランスのバロック様式の宮殿と庭園の影響を強く受けています。ドロットニングとは「王妃」を意味し、その意味の通りに王妃に纏わる歴史を持ちます。
文化遺産

ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会(イギリス)

Palace of Westminster and Westminster Abbey including Saint Margaret’s Church (United Kingdom)  OUV(i)(ii)(iv) 1987年世界遺産登録 2008年範囲変更 ■ゴシック建築のリバイバル ロンドンも京都のように町全体が世界遺産ではなく、点在する建築が世界遺産に登録されています。当該遺産は名前の...read more
文化遺産

ヴェルサイユの宮殿と庭園(フランス)

■宮殿と庭園、世界が憧れ模倣した、まさに世界一の宮殿 有名なパリ郊外に位置するヴェルサイユ宮殿は、世界遺産としてはその名の通り、「宮殿」と「庭園」が登録されています。広大な敷地でありつつ、緩衝地域はさらに広大です。マンサールやル・ヴォーなどの宮廷建築家、ル・ブランよる室内装飾、ル・ノートルによる造園。そしてマリーアントワネットの宮廷生活から逃避した田園風景など、歴史とロマンの大舞台です。
文化遺産

イスタンブール歴史地域(トルコ共和国)

Historic Areas of Istanbul (Turkey)  OUV (i)(ii)(iii)(iv) 1985年世界遺産登録 2017年軽微な変更 ■キリストとイスラムが共存する境界 トルコ最大の都市イスタンブールの歴史を紐解けば、古代ギリシャ時代はビザンティオン、ローマ時代にはコンスタンティノープルと改名し、東西分裂後のビザンツ帝国時代には首都機能となり、16世紀にはオスマントルコ...read more
文化遺産

古都アユタヤ(タイ)

Historic City of Ayutthaya (Thailand)  OUV (ⅲ) 1991年世界遺産登録 ■400年栄えた「黄金の都」 タイの首都バンコクから北へ90km。そこにはチャオプラヤー川とその支流に囲まれたアユタヤ歴史公園があります。ここはかつてアンコール王朝を滅ぼしたアユタヤ王朝の繁栄の跡が残る大地です。 14世紀半ばから続くアユタヤ王朝は、その川を利用した交易によって莫大...read more
文化遺産

古都京都の文化財(日本)

Historic Monuments of Ancient Kyoto (Japan)  OUV (ⅱ)(ⅳ) 1994年世界遺産登録 ■平安時代から江戸に遷都するまでの文化・芸術・政治の中心地であった変わり続けた町。 京都と聞くと、街全体が世界遺産だと思われる人も多いと聞きます。しかし残念ながら世界遺産に登録されているのは下記の個々の物件、計17資産なのです。 具体的には京都・滋賀にまたがる3つ...read more
危機遺産

ウィーンの歴史地区(オーストリア)

Historic Centre of Vienna (Austria)  OUV (ⅱ)(ⅳ)(ⅵ)  2001年世界遺産リスト登録 2017年危機遺産リスト登録 ■時代とともに変わり続け、今変わることが危機になった街 一見、中世ヨーロッパの名残を感じる街並みですが、古い建物は古代ローマ時代からの歴史を持ち、今の残る多くは18世紀以降のバロック調の家々や、19世紀後半の都市計画に基づいてつくられた...read more
文化遺産

ラージャスターンの丘陵要塞群(インド)

Hill Forts of Rajasthan (India)  OUV (ii)(iii) 2013年世界遺産登録 ■かつて長きにわたって栄えた王朝の城塞 広大なインド、ラージャスターン州内には、8~18世紀に繁栄したラージプート王朝の6つの大規模丘陵要塞群が残ります。 ラージプート王朝とは、正確には1つの王朝というより、8~18世紀におけるヒンドゥー教徒のラージャスターンに住む民族が興した様々...read more
文化遺産

城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔(アゼルバイジャン)

Walled City of Baku with the Shirvanshah's Palace and Maiden Tower (Azerbaijan)  OUV (ⅳ) 2000年世界遺産登録 2003-2009年危機遺産 ■イチェリ・シャハル アゼルバイジャンの首都バクー。ペルシャ語で「風の街」を意味するそうです。19世紀後半に大規模な油田が見つかって以来、一気に近代都会へと変貌し、市内...read more