聖地

文化遺産

マハーバリプラムの建造物群(インド)

■さながら屋根のないオープンミュージアム!ヒンドゥーの芸術の町 インド南東部の海岸沿いの港町マハーバリプラムはヒンドゥーにおける聖地の一つであり、メインとなる建造物群、ムクンダ・ナヤナール寺院、ピダリ・ラタおよびバリアン・クッタリ・ラタの3つのエリアが世界遺産に登録されています。
危機遺産

古都ダマスクス(シリア・アラブ共和国)

■世界最古のモスクが残るイスラムの巡礼地 シリアの首都ダマスクスのうち、ウマイヤド・モスクを含む城壁で囲まれた内部がシリアで最初の世界遺産に登録されています。
文化遺産

ヴァティカン市国(教皇聖座)

■カトリックの総本山、ヴァティカンとは? ヴァティカンは、「ヴァティカン市国」という地理的・国家的地域として、また「教皇聖座」という宗教的地域として、いずれもその全域が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

カナイマ国立公園(ベネズエラ)

■東京23区がすっぽり入るほどの頂上をもつ天空の山々 ベネズエラ南東部ギアナ高地には、いつも比較に使わせていただいている、四国で例えると1.5倍以上の面積を誇るカナイマ国立公園があります(オーストラリアの「カカドゥ国立公園」やタンザニアの「セレンゲティ国立公園」は四国とほぼ同面積)。
文化遺産

ラサのポタラ宮歴史地区(中国)

■富士山とほぼ同じ標高に世界最大級の建造 チベット自治区ラサ市にそびえる、チベット仏教の寺院と2つの宮殿が世界遺産に登録されています。
文化遺産

ボロブドゥル寺院遺跡群(インドネシア)

■イスラム教世界に残る、世界最大級の大きさを誇る仏教遺跡 ジャワ島のほぼ中心に位置する盆地に、8~9世紀に建てられたとされる仏教寺院遺跡ボロブドゥールがあり、近辺に位置するその他の寺院含め計3つの建築が世界遺産として登録されています。
文化的景観

ウルル・カタジュタ国立公園(オーストラリア)

■アボリジニの聖地 オーストラリア中部の国立公園内には、世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)と、ドーム型の奇岩群カタジュタ(マウントオルガ)がそびえている。1987年自然遺産として登録。一方先住民族アボリジニの部族アナングにとって、日本語にいうと「聖地」に近い意味合いであり、周辺に彼らの神話や生活が描かれた壁画が残されており、文化的観点から94年に複合遺産として再登録された。
登録基準(ⅰ)

カカドゥ国立公園(オーストラリア)

Kakadu National Park (Australia)  OUV (i)(vi)(vii)(ix)(x) 1981年世界遺産登録 1987年、1992年範囲拡大 2011年軽微な変更 ■最初の住人 オーストラリア北部、ノーザンテリトリー準州には、カカドゥ国立公園があります。公園と言ってもその面積はなんと四国とほぼ同じくらい。また公園にほど近い海に浮かぶフィールド島とバロン島を含めた3か所...read more
登録基準(ⅰ)

メテオラ(ギリシャ)

Meteora (Greece) OUV (i)(ii)(iv)(v)(vii) 1988年世界遺産登録 ■今も修道士が暮らす、絶壁の奇岩の上の修道院群 ギリシア中部、テッサリア地方には、明らかに不自然な位置に修道院が建っています。垂直に切り立った岩塊群の頂きに築かれているのです。 ここは石灰岩の大地が風雨で削られ、残った固い岩盤が奇岩となって現れた、他には見られない自然景観があります(登録基準ⅶ...read more
登録基準(ⅰ)

アトス山(ギリシャ)

■厳格なギリシャ正教の聖地。女人禁制は動物にも!? ギリシャ、エーゲ海に突出した爪のような形の3つの半島のうちの一つは、山地が多く断崖絶壁を形成し、アトス山と呼ばれます。ここはギリシャでありながら、ヴァティカンのよう宗教自治国家に近い、ギリシャ唯一自治が認められている地域です。
危機遺産

エルサレムの旧市街とその城壁群(エルサレム ヨルダンによる申請)

■小さな区画にユダヤ・キリスト・アルメニア・イスラムと多宗教が暮らす街 エルサレム地区の旧市街は、約1km四方の城壁に囲まれており、城壁含めた全体が世界遺産になっています。この狭い城壁内は、ユダヤ教徒、キリスト教徒、アルメニア教徒、そしてイスラム教徒の4つのエリアと、どこにも属さない嘆きの壁に囲まれたエリアで区分けされているのです。
文化遺産

イチャン・カラ(ウズベキスタン)

■二重の防壁に囲まれた「博物館都市」 ホラズム州の中心都市の一つ、オアシスの古都ヒヴァ。ヒヴァの歴史はシルクロードが形成される以前とされ、ブハラと並ぶ聖なる都、あるいは太陽の国を意味します。中でもこの2,500年以上の歴史をもち、10世紀以降の建造が多く残されている歴史地区”イチャン・カラ”はその保存状態が非常に良好とされ、ウズベキスタンで最初の世界遺産に登録されました。
文化遺産

ブハラ歴史地区(ウズベキスタン)

■ムスリムによって聖なるブハラと呼ばれる街 シルクロードの途上に位置するブハラは、2000 年以上の古い歴史をもつ都市です。紀元前からペルシア帝国の影響をうけ、8世紀頃にはイスラムの支配下に変わり、サマルカンドに代わって中心都市になった時代もあり、19世紀以降はロシアの影響を受け、ウズベキスタンの一都市へと変わっていきます。
文化遺産

ラリベラの岩窟教会群(エチオピア)

■サハラ以南で最も歴史の古いキリスト教国に、なんと岩をくり抜いた聖堂! エチオピア北東部に位置するラリベラにはアビシニア正教会(現在エチオピア正教会と呼称)の教会群が残ります。アフリカは植民地化によってキリスト教が浸透していった国は多くありますが、ここはもっと古く、4世紀にまでさかのぼる、国民にとって最大の宗教となりました。またラリベラの教会群は、最初に登録された世界遺産12件のうちの一つです。
文化遺産

富士山―信仰の対象と芸術の源泉(日本)

■美しい湖・泉から荘厳な神社や遺跡群まで総25件! 富士山は自然遺産でも、文化的景観でもなく、タイトルの通り富士信仰と芸術の源泉という文化的側面が世界遺産として認められました。 (ⅲ)古来より富士信仰を発達させ、芸術や自然と調和的な文化的伝統を生み出したことを伝える (ⅵ)富士山が古来、会がや文学などの題材や浮世絵を通してジャポニズムに代表される西洋の芸術にも影響を与えた
文化的景観

タプタプアテア(フランス領ポリネシア)

※アイキャッチ画像は許諾不要「 Pierre Lesageによる画像」 Taputapuātea ( France ) OUV(iii)(iv)(vi) 2017年世界遺産登録 ■ソシエテ諸島における政治・葬祭・宗教上の中心地としての文化的景観 フランス領ポリネシアに含まれ、一般的にはタヒチとして観光客も多いソシエテ諸島。中でもボラボラ島はとくにハネムーンなどの人気観光地として、1週間で60万円前...read more
文化遺産

サンティアゴ・デ・コンポステーラ(旧市街)(スペイン)

※アイキャッチ画像は版権フリー「javier alamoによるPixabayからの画像」 Santiago de Compostela (Old Town) (Spain) OUV (i)(ii)(vi) 1985年世界遺産登録 ■旅の終着点、キリスト三大聖地の一つ スペイン北部ガリシア地方の都市、サンティアゴ(使徒ヤコブのスペイン名)では、かつてヤコブの遺骸が発見されたという噂から、中世ヨーロッ...read more
文化遺産

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミーノ・フランセスとスペイン北部の巡礼路群(スペイン)

※アイキャッチ画像は版権フリー「lailabrocker0によるPixabayからのイメージ画像」 Routes of Santiago de Compostela:Camino Francésand Routes of Northern Spain (Spain)  OUV (ii)(iv)(vi) 1993年世界遺産登録 2015範囲拡大 ■ブエン・カミーノ(よい巡礼を)! フランスから続く世...read more
文化遺産

フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(フランス)

※アイキャッチ画像は版権フリー「myatsudaによるPixabayからの画像」 Routes of Santiago de Compostela in France (France)  OUV (ii)(iv)(vi) 1998年世界遺産登録 ■スペインへ続く長い旅路が世界遺産 キリスト12使徒の一人、聖ヤコブ。その聖遺物が、スペイン北西部に位置する聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラに眠るとさ...read more
登録基準(ⅸ)

オーストラリアのゴンドワナ雨林(オーストラリア)

Gondwana Rainforests of Australia (Australia)  OUV (viii)(ix)(x) 1986年世界遺産登録 1994年範囲拡大 ■ゴールドコーストは海より山!古代大陸にあった太古の森 オーストラリア東部の沿岸沿いの都市ゴールドコーストには、美しいビーチと、ビーチ沿いにも関わらず高層ビルが平行して林立する都市とが一つになった、リゾートに欲しいものが揃って...read more