クイーンズランドの湿潤熱帯地域(オーストラリア)

2018年撮影 遊歩道

Wet Tropics of Queensland (Australia)  OUV (ⅶ)(ⅷ)(ⅸ)(ⅹ)

1998年世界遺産登録

2018年撮影

■熱帯雨林

クイーンズランド州にある熱帯雨林は約450KMに及ぶ南北に広がる。700以上の国立公園や保護区を含み、多くの動植物、絶滅危惧種が生息する。

■登録範囲

<ディンツリー国立公園>

世界最古の熱帯雨林。太古のシダ類、ツタなどが生い茂り、映画アバターの舞台にもなったと言われている。

またモスマン川の流れる花崗岩のモスマン渓谷は観光需要も高い。近辺にはシルキーオークスロッジというツリーハウスのラグジュアリーロッジもあり、宿泊も可能。先住民族アボリジニのククヤランジ族が運営するドリームタイムツアーもある。

<バロン渓谷国立公園>

一大観光地としても有名なキュランダ村へ向かうキュランダ高原列車の通り道であり、バロン滝を望むことができる。スカイレールと呼ばれるゴンドラを利用した場合は、公園内を歩くことも可能。キュランダ村自体は公園外なので世界遺産の登録範囲ではない。またキュランダ保護区はさらに北部であり、観光で訪れることはあまりない。

2018年撮影。バロン渓谷国立公園に生息する巨木
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