登録基準(ⅶ)

登録基準(ⅶ)

黄龍の景観と歴史地域(中国)

■太古に造られた大地の恵みと人々の感謝の祈り 中国の中心に位置する四川省チベット族自治州の黄龍風景区が、中国で初めての世界自然遺産として登録されました。
登録基準(ⅶ)

サガルマータ国立公園(ネパール)

※アイキャッチ画像は版権フリー画像「My pictures are CC0 When doing composingsによるPixabayからの画像」 Sagarmatha National Park ( Nepal ) OUV(vii) 1979年世界遺産登録 ■世界遺産誕生2年目の登録、ダイナミックな山々。 世界遺産登録が始まって2年目の委員会にて登録された国立公園。ドラマチックな景観の山と谷...read more
登録基準(ⅶ)

パーヌルル国立公園(オーストラリア)

■20世紀になるまで知られていなかった、縞模様の奇岩で作られた世界 パーヌルル国立公園は、西オーストラリア州東キンバリー地区クヌヌラの南方に位置し、世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅶ)

ダイナソール州立自然公園(カナダ)

■恐竜の集団生活?!バッドランドと呼ばれる荒野で発掘された恐竜の化石 アルバータ州南東のレッドディア川流域にある自然公園の形に沿って、おおよそ全域が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

カナイマ国立公園(ベネズエラ)

■東京23区がすっぽり入るほどの頂上をもつ天空の山々 ベネズエラ南東部ギアナ高地には、いつも比較に使わせていただいている、四国で例えると1.5倍以上の面積を誇るカナイマ国立公園があります(オーストラリアの「カカドゥ国立公園」やタンザニアの「セレンゲティ国立公園」は四国とほぼ同面積)。
登録基準(ⅸ)

ナミブ砂海(ナミビア共和国)

■砂と風、そして霧が織りなす世界とそこに生きる動植物 ナミビア共和国の大西洋側の海岸に沿って、300万ヘクタールという非常に広大なエリアの砂漠が世界遺産に登録されています。
自然遺産

ドロミーティ(イタリア)

■世界中のロッククライマーを魅了する切り立った絶壁の絶景 北部イタリア・アルプスの中でも、尖塔のようにつきでた尖峰や岩壁、氷河やカルスト系の地盤など見事で様々な景観をもつ、ペルモ-クローダ・ダ・ラーゴなどの9つのエリアが世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

ガラパゴス諸島(エクアドル)

※アイキャッチ画像は許諾不要「pen_ashによるPixabayからの画像」 Galápagos Islands (ecuador) OUV(vii)(viii)(ix)(x) 1978年世界遺産登録 2001年範囲拡大 ■”種の箱舟”と呼ばれ、最初に登録された世界遺産のうちの一つ 赤道直下の太平洋上に浮かぶエクアドル領のガラパゴス諸島は、陸地から約1000km離れて(ちょうど本州から小笠原諸島も...read more
登録基準(ⅶ)

カールズバッド洞窟群国立公園(アメリカ)

■天然の硫酸によって爆発的に広がったとされる地下鍾乳洞の世界 ニューメキシコ州南東部にあるカールズバッド洞窟国立公園が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

西オーストラリアのシャーク湾(オーストラリア)

■一見するとただの岩?実は生物が作り出した化石 インド洋に面するオーストラリアの西側、長い海岸線の入江状になった一帯、”シャーク湾”が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

グランド・キャニオン国立公園(アメリカ)

■水平に堆積した大地を抉るように浸食したことで生み出した景観 アメリカ南西部を流れ、カリフォルニア湾に注ぐコロラド川。先カンブリア時代と呼ばれる大昔からコロラド川の浸食が続き、平な地形が抉られ造り出された独特な景観も相まって世界遺産に登録されています。
文化的景観

ウルル・カタジュタ国立公園(オーストラリア)

■アボリジニの聖地 オーストラリア中部の国立公園内には、世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)と、ドーム型の奇岩群カタジュタ(マウントオルガ)がそびえている。1987年自然遺産として登録。一方先住民族アボリジニの部族アナングにとって、日本語にいうと「聖地」に近い意味合いであり、周辺に彼らの神話や生活が描かれた壁画が残されており、文化的観点から94年に複合遺産として再登録された。
文化的景観

ピレネー山脈-ペルデュ山(スペイン・フランス)

■世界最古の歴史をもつ羊飼いが作り上げた景観 フランス・スペインの国境にあたるピレネー山脈。そのうち標高3500m級のペルデュ山の周辺は特に美しいと有名で、この山から北のフランス側は氷河残る風景、逆に南のスペイン側は温暖な気候で様相が異なります。そしてその国境には「ローランの裂け目」と呼ばれる、まるでファンタジー映画のように山にぽっかりと空いた裂け目があるのです。
登録基準(ⅲ)

ヒエラポリス-パムッカレ(トルコ共和国)

Hierapolis-Pamukkale (Turkey)  OUV (iii)(iv)(vii) 1988年世界遺産登録 ■冥界の王ハーデスに生贄を捧げる伝説から、一大温泉保養地へ トルコ南西部に、不思議と真っ白な棚田が広がります。 もちろん稲田ではなく、塩田でもありません。ここは石灰岩の大地。活断層の亀裂により噴き出した温水により、石灰が溶け、美しい白い石灰にミネラルが溶けたエメラルド色の水が...read more
登録基準(ⅳ)

ンゴロンゴロ保全地域(タンザニア)

※アイキャッチ画像は版権フリー「Mugwe ThomasによるPixabayからの画像」 Ngorongoro Conservation Area (United Republic of Tanzania)  OUV(iv)(vii)(viii)(ix)(x) 1979年世界遺産登録 2010年範囲拡大 ■世界最大級のクレーターに生きる動植物 とにかく広大なエリアに、草原、サバンナ、森林などの多様...read more
登録基準(ⅰ)

ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群(トルコ共和国)

Göreme National Park and the Rock Sites of Cappadocia (Turkey)  OUV (i)(iii)(v)(vii) 1985年世界遺産登録 ■映画のロケ地にもなった奇岩の絶景 カッパドキアは古代ペルシア帝国やヒッタイト民族の領土であったことから、紀元前の様々な遺跡が残された大地です。またギョレメ国立公園やカイマクリやデリンクユと言った地域に広が...read more
登録基準(ⅰ)

カカドゥ国立公園(オーストラリア)

Kakadu National Park (Australia)  OUV (i)(vi)(vii)(ix)(x) 1981年世界遺産登録 1987年、1992年範囲拡大 2011年軽微な変更 ■最初の住人 オーストラリア北部、ノーザンテリトリー準州には、カカドゥ国立公園があります。公園と言ってもその面積はなんと四国とほぼ同じくらい。また公園にほど近い海に浮かぶフィールド島とバロン島を含めた3か所...read more
登録基準(ⅰ)

メテオラ(ギリシャ)

Meteora (Greece) OUV (i)(ii)(iv)(v)(vii) 1988年世界遺産登録 ■今も修道士が暮らす、絶壁の奇岩の上の修道院群 ギリシア中部、テッサリア地方には、明らかに不自然な位置に修道院が建っています。垂直に切り立った岩塊群の頂きに築かれているのです。 ここは石灰岩の大地が風雨で削られ、残った固い岩盤が奇岩となって現れた、他には見られない自然景観があります(登録基準ⅶ...read more
登録基準(ⅰ)

マチュ・ピチュの歴史保護区(ペルー)

※アイキャッチ画像は版権フリー画像「Олег ДьяченкоによるPixabayからの画像像」 Historic Sanctuary of Machu Picchu ( Peru ) OUV(i)(iii)(vii)(ix) 1983年世界遺産登録 ■500年以上経った今なお残るインカ帝国の跡 ペルー南部のアンデス山地、標高2430mの尾根にある都市遺跡マチュ・ピチュ。1450年ころに造られたと...read more
登録基準(ⅰ)

アトス山(ギリシャ)

■厳格なギリシャ正教の聖地。女人禁制は動物にも!? ギリシャ、エーゲ海に突出した爪のような形の3つの半島のうちの一つは、山地が多く断崖絶壁を形成し、アトス山と呼ばれます。ここはギリシャでありながら、ヴァティカンのよう宗教自治国家に近い、ギリシャ唯一自治が認められている地域です。