登録基準(ⅸ)

登録基準(ⅸ)

カナイマ国立公園(ベネズエラ)

■東京23区がすっぽり入るほどの頂上をもつ天空の山々 ベネズエラ南東部ギアナ高地には、いつも比較に使わせていただいている、四国で例えると1.5倍以上の面積を誇るカナイマ国立公園があります(オーストラリアの「カカドゥ国立公園」やタンザニアの「セレンゲティ国立公園」は四国とほぼ同面積)。
登録基準(ⅸ)

ナミブ砂海(ナミビア共和国)

■砂と風、そして霧が織りなす世界とそこに生きる動植物 ナミビア共和国の大西洋側の海岸に沿って、300万ヘクタールという非常に広大なエリアの砂漠が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

ガラパゴス諸島(エクアドル)

※アイキャッチ画像は許諾不要「pen_ashによるPixabayからの画像」 Galápagos Islands (ecuador) OUV(vii)(viii)(ix)(x) 1978年世界遺産登録 2001年範囲拡大 ■”種の箱舟”と呼ばれ、最初に登録された世界遺産のうちの一つ 赤道直下の太平洋上に浮かぶエクアドル領のガラパゴス諸島は、陸地から約1000km離れて(ちょうど本州から小笠原諸島も...read more
登録基準(ⅸ)

西オーストラリアのシャーク湾(オーストラリア)

■一見するとただの岩?実は生物が作り出した化石 インド洋に面するオーストラリアの西側、長い海岸線の入江状になった一帯、”シャーク湾”が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

グランド・キャニオン国立公園(アメリカ)

■水平に堆積した大地を抉るように浸食したことで生み出した景観 アメリカ南西部を流れ、カリフォルニア湾に注ぐコロラド川。先カンブリア時代と呼ばれる大昔からコロラド川の浸食が続き、平な地形が抉られ造り出された独特な景観も相まって世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅳ)

ンゴロンゴロ保全地域(タンザニア)

※アイキャッチ画像は版権フリー「Mugwe ThomasによるPixabayからの画像」 Ngorongoro Conservation Area (United Republic of Tanzania)  OUV(iv)(vii)(viii)(ix)(x) 1979年世界遺産登録 2010年範囲拡大 ■世界最大級のクレーターに生きる動植物 とにかく広大なエリアに、草原、サバンナ、森林などの多様...read more
登録基準(ⅰ)

カカドゥ国立公園(オーストラリア)

Kakadu National Park (Australia)  OUV (i)(vi)(vii)(ix)(x) 1981年世界遺産登録 1987年、1992年範囲拡大 2011年軽微な変更 ■最初の住人 オーストラリア北部、ノーザンテリトリー準州には、カカドゥ国立公園があります。公園と言ってもその面積はなんと四国とほぼ同じくらい。また公園にほど近い海に浮かぶフィールド島とバロン島を含めた3か所...read more
登録基準(ⅰ)

マチュ・ピチュの歴史保護区(ペルー)

※アイキャッチ画像は版権フリー画像「Олег ДьяченкоによるPixabayからの画像像」 Historic Sanctuary of Machu Picchu ( Peru ) OUV(i)(iii)(vii)(ix) 1983年世界遺産登録 ■500年以上経った今なお残るインカ帝国の跡 ペルー南部のアンデス山地、標高2430mの尾根にある都市遺跡マチュ・ピチュ。1450年ころに造られたと...read more
登録基準(ⅸ)

セラード保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園 (ブラジル)

■夜に光り輝く正体は・・・ セラードとは、アマゾン低地熱帯林南部に広がる草原地帯を指し、サバンナに似た特徴ともされているようです。世界遺産には二つの離れた国立公園「ヴェアディロス平原国立公園」と「エマス国立公園」が登録されており、セラードを特徴づける動植物群を見ることが出来ます。
登録基準(ⅸ)

ケープ植物区保護地域群(南アフリカ)

■フィンボスと呼ばれる西ケープ州に帯状に分布する低木植生地域 南アフリカの沿岸地域に広く分布する保護地域群は、2004年世界遺産登録時は8エリア、2015年に5つ拡大して計13エリアが含まれます。エリアはデ・ホープ自然保護区、セデルベルフ原生自然環境保全地域、などで、有名なのはケープタウンを麓にするテーブルマウンテン国立公園(かつてはケープ半島国立公園と呼称)。
登録基準(ⅸ)

イエローストーン国立公園(アメリカ)

■山火事も放置?自然の治癒作用を応用した概念! アメリカ最大の国立公園にして、アメリカで最初に指定された国立公園、そして世界遺産条約採択後はじめて世界遺産に登録された12件のうちの一つになったイエローストーン国立公園。ワイオミング州・モンタナ州・アイダホ州3つにまたがり、場所によって様々な渓谷や大小の滝など起伏にとんだ地形をもち、ヘラジカやエルク、バイソンなどの多くの野生動物が生息していており、自然遺産のすべての登録基準を満たしています。
危機遺産

アツィナナナの雨林群(マダガスカル)

■太古に大陸から切り離され、島と化したことで独自の進化を遂げた森 マダガスカル島は世界で4番目に大きいとも言われる「島」ですが、かつて存在したゴンドワナ大陸の一部だった部分が分離し、およそ6000万年前に孤島となりました。現在この島には3つの世界遺産が登録されており、そのうちの一つ、東部の南北に広がるアツィナナナの熱帯雨林は、広大な国立公園を複数含む、13のエリカからなります。“アツィナナナ”とは“東”の意味。その通りほとんどが東海岸に近い位置に広がっており、熱帯雨林の中で多くの動植物が住んでいます。
登録基準(ⅸ)

屋久島(日本)

Yakushima ( Japan ) OUV(vii)(ix) 1993年世界遺産登録 ■小さな島に日本の植物相の縮図! 鹿児島空港から直行便で30分ほどの海上に位置する屋久島。世界遺産に指定されているのはその約20%にあたる中心部です。一方原生林とされるのはさらにほんの一部です。 行ってみてわかったことは、平地は海岸沿いのほんの一部で、九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)を主峰にした切り立った...read more
登録基準(ⅸ)

バイカル湖(ロシア)

※アイキャッチ画像は版権フリー「spab888によるPixabayからの画像」  Lake Baikal (Russian Federation)  OUV(vii)(viii)(ix)(x) 1996年世界遺産登録 ■世界最古、最深、最大貯水量、透明度も世界一!のグランドスラム湖 バイカル湖の水深(1741m)は世界一で、二位はアフリカのタンガニイカ湖。私もこの湖のシクリッドと呼ばれるカワスズメ...read more
登録基準(ⅸ)

プリトヴィッチェ湖群国立公園(クロアチア)

Plitvice Lakes National Park (Croatia)  OUV (vii)(viii)(ix) 1979年世界遺産登録 2000年範囲拡大 ■まるでファンタジーの世界!石灰華とエメラルドグリーンの湖群 首都ザグレブからバスツアーで片道2時間半ほど乗ると、「プリトヴィッチェ湖国立公園」の入口に差し掛かります。ここは階段状に多くの湖と滝が形成され、ヨーロッバブナの森に囲まれた美...read more
登録基準(ⅸ)

テ・ワヒポウナム(ニュージーランド)

Te Wahipounamu – South West (New Zealand)  OUV (vii)(viii)(ix)(x) 1990年世界遺産登録 ■広大な国立公園に守られた翡翠の産地 テ・ワヒポウナムとは聞きなれない発音ですが、先住民マオリ族の言葉で「グリーンストーン(翡翠)の産地」という意味の大地を指します。オーストリアの「ウルル・カタジュタ国立公園」にもアボリジニと大地の密接な関係は...read more
登録基準(ⅸ)

クイーンズランドの湿潤熱帯地域(オーストラリア)

Wet Tropics of Queensland (Australia)  OUV (ⅶ)(ⅷ)(ⅸ)(ⅹ) 1998年世界遺産登録 2018年撮影 ■熱帯雨林 クイーンズランド州にある熱帯雨林は約450KMに及ぶ南北に広がる。700以上の国立公園や保護区を含み、多くの動植物、絶滅危惧種が生息する。 ■登録範囲 <ディンツリー国立公園> 世界最古の熱帯雨林。太古のシダ類、ツタなどが生い茂り、映画...read more
登録基準(ⅸ)

オーストラリアのゴンドワナ雨林(オーストラリア)

Gondwana Rainforests of Australia (Australia)  OUV (viii)(ix)(x) 1986年世界遺産登録 1994年範囲拡大 ■ゴールドコーストは海より山!古代大陸にあった太古の森 オーストラリア東部の沿岸沿いの都市ゴールドコーストには、美しいビーチと、ビーチ沿いにも関わらず高層ビルが平行して林立する都市とが一つになった、リゾートに欲しいものが揃って...read more