セラード保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園 (ブラジル)

InaeMirandaによるPixabayからの画像

Cerrado Protected Areas: Chapada dos Veadeiros and Emas National Parks ( Brazil ) OUV(ix)(x)

2001年世界遺産登録 2019年軽微な範囲変更

■夜に光り輝く正体は・・・

セラードとは、アマゾン低地熱帯林南部に広がる草原地帯を指し、サバンナに似た特徴ともされているようです。

世界遺産には二つの離れた国立公園「ヴェアディロス平原国立公園」と「エマス国立公園」が登録されており、セラードを特徴づける動植物群を見ることが出来ます。

例えばシロアリをはじめとするアリが数多く生息しており、無数のアリ塚を見ることが出来ます。オーストラリアのそれを見たことがありますが、ここも同じく人の背丈もあるような大きなアリ塚で、これを餌とするアリクイが繁殖し、また塚を利用して家のようにしているアリツカゲラやアナホリフクロウの生息地にもなっています。

厳しい暑さと乾燥の気候にも関わらず、こうして昆虫類も数万種類いるとされ、TBSの番組では夜、アリ塚でアリを呼び寄せ食料とする、ヒカリコケムシが光り輝く様子が映されていました。

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