登録基準(ⅷ)

自然遺産

ドロミーティ(イタリア)

■世界中のロッククライマーを魅了する切り立った絶壁の絶景北部イタリア・アルプスの中でも、尖塔のようにつきでた尖峰や岩壁、氷河やカルスト系の地盤など見事で様々な景観をもつ、ペルモ-クローダ・ダ・ラーゴなどの9つのエリアが世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

ナミブ砂海(ナミビア共和国)

■砂と風、そして霧が織りなす世界とそこに生きる動植物ナミビア共和国の大西洋側の海岸に沿って、300万ヘクタールという非常に広大なエリアの砂漠が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅳ)

ンゴロンゴロ保全地域(タンザニア)

■世界最大級のクレーターに生きる動植物と人々が共存してきた証世界で2番目に広いカルデラをもつンゴロンゴロ山を中心とした保全地域は、特異な地形と多様な野生動物が生息し、周辺に住むマサイの人々を含めて動物と人間が共存している様子が良く分かる地域として、世界複合遺産に登録されています。
登録基準(ⅶ)

グランマ号上陸記念国立公園(キューバ)

■世界でも類を見ない、海洋まで続く最大級のテラスキューバ南西部、半島のように突き出た森と海岸に沿った一部の海洋部分を含めて、国立公園部分がキューバで最初の自然遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)

■日本の本州がすっぽり入るくらいの海洋に広がるサンゴの楽園グレート・バリア・リーフは、オーストラリアの北東部の海岸沿いに広がる世界最大級のサンゴ礁として、オーストラリアで一番最初に世界遺産に登録されました。
登録基準(ⅶ)

ヨセミテ国立公園(アメリカ)

■地殻変動と氷河によって作られた特異な景観と、それを守ろとする人々の軌跡カリフォルニア州中部のシェラネバダ山脈西側斜面に広がるU字谷や湖、数多くの滝、巨岩など壮大な自然美が広がった山岳自然公園が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅷ)

スティーブンス・クリント(デンマーク)

■幅数センチの地層が示す地球の生態を激変させた現象デンマーク シェラン島の海岸に沿ってずっと続く高さ40m幅約15kmにおよぶ白い断崖が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

ガリ(フレーザー島)(オーストラリア)

■ユニークな地球環境が生み、アボリジニが守り続けてきた楽園クイーンズランド南西部に位置する、幾多の砂丘と淡水湖を有するオーストラリア最大の島が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅷ)

ハワイ火山国立公園(アメリカ)

■世界一安全!?な溶岩を見ることができる国立公園太平洋にあるハワイ諸島の最大の島・ハワイ島の南東部、二つの活火山マウナ・ロア山とキラウェア山をもつハワイ火山国立公園が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

バイカル湖(ロシア)

※アイキャッチ画像は版権フリー「spab888によるPixabayからの画像」 Lake Baikal (Russian Federation)  OUV(vii)(viii)(ix)(x)1996年世界遺産登録■世界最古、最深、最大貯水量、透明度も世界一!のグランドスラム湖ロシア南東部に位置する三日月形の湖が世界遺産に登録されています。バイカル湖の水深(1741m)は世界一で、二位はアフリカのタ...read more
登録基準(ⅶ)

パーヌルル国立公園(オーストラリア)

■20世紀になるまで知られていなかった、縞模様の奇岩で作られた世界パーヌルル国立公園は、西オーストラリア州東キンバリー地区クヌヌラの南方に位置し、世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅶ)

ダイナソール州立自然公園(カナダ)

■恐竜の集団生活?!バッドランドと呼ばれる荒野で発掘された恐竜の化石アルバータ州南東のレッドディア川流域にある自然公園の形に沿って、おおよそ全域が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

カナイマ国立公園(ベネズエラ)

■東京23区がすっぽり入るほどの頂上をもつ天空の山々ベネズエラ南東部ギアナ高地には、いつも比較に使わせていただいている、四国で例えると1.5倍以上の面積を誇るカナイマ国立公園があります(オーストラリアの「カカドゥ国立公園」やタンザニアの「セレンゲティ国立公園」は四国とほぼ同面積)。
登録基準(ⅸ)

ガラパゴス諸島(エクアドル)

※アイキャッチ画像は許諾不要「pen_ashによるPixabayからの画像」Galápagos Islands (ecuador) OUV(vii)(viii)(ix)(x)1978年世界遺産登録 2001年範囲拡大■”種の箱舟”と呼ばれ、最初に登録された世界遺産のうちの一つ赤道直下の太平洋上に浮かぶエクアドル領のガラパゴス諸島は、陸地から約1000km離れて(ちょうど本州から小笠原諸島も1000...read more
登録基準(ⅶ)

カールズバッド洞窟群国立公園(アメリカ)

■天然の硫酸によって爆発的に広がったとされる地下鍾乳洞の世界ニューメキシコ州南東部にあるカールズバッド洞窟国立公園が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

西オーストラリアのシャーク湾(オーストラリア)

■一見するとただの岩?実は生物が作り出した化石インド洋に面するオーストラリアの西側、長い海岸線の入江状になった一帯、”シャーク湾”が世界遺産に登録されています。
登録基準(ⅸ)

グランド・キャニオン国立公園(アメリカ)

■水平に堆積した大地を抉るように浸食したことで生み出した景観アメリカ南西部を流れ、カリフォルニア湾に注ぐコロラド川。先カンブリア時代と呼ばれる大昔からコロラド川の浸食が続き、平な地形が抉られ造り出された独特な景観も相まって世界遺産に登録されています。
文化的景観

ウルル・カタジュタ国立公園(オーストラリア)

■アボリジニの聖地オーストラリア中部の国立公園内には、世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)と、ドーム型の奇岩群カタジュタ(マウントオルガ)がそびえている。1987年自然遺産として登録。一方先住民族アボリジニの部族アナングにとって、日本語にいうと「聖地」に近い意味合いであり、周辺に彼らの神話や生活が描かれた壁画が残されており、文化的観点から94年に複合遺産として再登録された。
文化的景観

ピレネー山脈-ペルデュ山(スペイン・フランス)

■世界最古の歴史をもつ羊飼いが作り上げた景観フランス・スペインの国境にあたるピレネー山脈。そのうち標高3500m級のペルデュ山の周辺は特に美しいと有名で、この山から北のフランス側は氷河残る風景、逆に南のスペイン側は温暖な気候で様相が異なります。そしてその国境には「ローランの裂け目」と呼ばれる、まるでファンタジー映画のように山にぽっかりと空いた裂け目があるのです。
登録基準(ⅶ)

カナディアン・ロッキー山脈自然公園群(カナダ)

■氷河と造山活動が作り出した雄大な自然美カナディアン・ロッキー山脈とは、アメリカ北部とカナダにまたがるロッキー山脈のうち、長さにすると約半分のカナダ部分を指します。このカナディアン・ロッキー山脈付近には複数の国立公園が指定されており、そのうち、ジャスパー、バンフ、クーテネー、ヨーホーの隣接する四つの国立公園が一つの世界遺産として登録されているのです。