ザンジバル島のストーン・タウン(タンザニア)

D. JohnによるPixabayからの画像 ストーンタウン

※アイキャッチ画像は「D. JohnによるPixabayからの画像」

Stone Town of Zanzibar ( Tanzania ) OUV(ii)(iii)(vi)

2000年世界遺産登録

■東西の文化が入り混じったインド洋に浮かぶ歴史都市

インド洋に浮かぶザンジバル島、ザンジバルシティーの旧市街にあたるストーン・タウンが世界遺産に登録されています。

ここは10世紀以降アラブ商人が定住をはじめ、1498年にヴァスコ・ダ・ガマが喜望峰を目指した際の航路の上陸地点にもなったとされます。ポルトガル、イギリスの植民都市と変遷し、象牙や奴隷の貿易で栄えていきます。

1,000年以上に及ぶアフリカ、アラビア、インド、そしてヨーロッパの文化の異なる要素がまじわった街並みが残されていることが評価されました。

その街並みを形作るのは3階建ての石造りの家々。通称「ザンジバルドア」と呼ばれる、美しい装飾が施された独特の木製のドアが特徴です。

19世紀にはザンビアとジンバブエの国境に位置する世界遺産「モシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝」を命名した探検家リヴィングストンも、この町をアフリカ大陸の拠点としたそうです。

他にも有名どころでは、「クイーン」のフレディ・マーキュリーことファルーク・バルサラの生誕の地であり、彼のルーツであるゾロアスター教、ザンジバルでの幼少時代と生い立ち、インドのパンチガニでの学校生活、そして、彼が史上最高のスターの1人になるまでの残りの道のりが、街中の博物館に紹介されています。

ユネスコ世界遺産委員会では、近辺の港エリアの開発に関するマスタープランの策定や、オマーンが貢献している宮殿博物館”ハウス・オブ・ワンダー”の修復について話し合いが行われています。

このプロジェクトは、フレディ・マーキュリーことファルーク・バルサラの生誕の地、彼のルーツであるゾロアスター教、ザンジバルでの幼少時代と生い立ち、インドのパンチガニでの学校生活、そして、彼が史上最高のスターの1人になるまでの残りの道のりを詳細に紹介することを目的としています。

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