登録基準(ⅲ)

文化遺産

ザンジバル島のストーン・タウン(タンザニア)

■東西の文化が入り混じったインド洋に浮かぶ歴史都市 インド洋に浮かぶザンジバル島、ザンジバルシティーの旧市街にあたるストーン・タウンが世界遺産に登録されています。
文化遺産

マハーバリプラムの建造物群(インド)

■さながら屋根のないオープンミュージアム!ヒンドゥーの芸術の町 インド南東部の海岸沿いの港町マハーバリプラムはヒンドゥーにおける聖地の一つであり、メインとなる建造物群、ムクンダ・ナヤナール寺院、ピダリ・ラタおよびバリアン・クッタリ・ラタの3つのエリアが世界遺産に登録されています。
文化的景観

ペルシャ庭園(イラン)

※アイキャッチ画像は許諾不要「Leo Kool による画像」 The Persian Garden ( Islamic Republic of Iran ) OUV(i)(ii)(iii)(iv)(vi) 2011年世界遺産登録 ■エデンの楽園を模倣したとされる、庭園設計 文化遺産の価値において、建築物だけでなく、庭園設計も非常に重要な価値に含まれます。日本における金閣寺は火災によって一度焼失し、...read more
文化的景観

バジ・ビムの文化的景観(オーストラリア)

■世界で最も広範で最も古い養殖システム オーストラリア南東部、タスマニア州近くの海岸に接近した地域に、バジビム・ティレンダラ・クルトニチの3つに区分されたエリアが世界遺産に登録されています。
文化遺産

北海道・北東北の縄文遺跡群

■獲物を追う生活から定住へ!人類の進化が読み解ける大地  北海道・北東北の縄文遺跡群は、北海道・青森・秋田・岩手の1道3県にまたがり、先史時代の人々の農耕社会以前の生活の在り方と複雑な精神性を示す17の考古遺跡から構成された世界遺産です。
文化遺産

リオ・ピントゥラスのクエバ・デ・ラス・マノス(アルゼンチン)

■左手の手形が物語る先住民の暮らし アルゼンチン南部のサンタ・クルス州、パタゴニア地方、ピントゥラス渓谷に沿って点在する洞窟のような壁面が世界遺産に登録されています。
文化遺産

シラクーザとパンタリカの岩壁墓地遺跡(イタリア)

■白亜の石灰岩美しい街は古代ギリシャ神話が残る世界 イタリア・シチリア島の東岸、シラクーザ県の県都シラクーザに位置するオルテュギアー島と、ネアポリス等から成るドーナツ型のエリア、そしてパンターリカのネクロポリス、計3つのエリアが世界遺産に登録されています。
危機遺産

古都ダマスクス(シリア・アラブ共和国)

■世界最古のモスクが残るイスラムの巡礼地 シリアの首都ダマスクスのうち、ウマイヤド・モスクを含む城壁で囲まれた内部がシリアで最初の世界遺産に登録されています。
文化遺産

ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂(イタリア・教皇聖座)

Historic Centre of Rome, the Properties of the Holy See in that City Enjoying Extraterritorial Rights and San Paolo Fuori le Mura (Italy)  OUV (i)(ii)(iii)(iv)(vi) 1980年世界遺産登録 1990年範囲拡大 ■オオカミに育てられた双子の...read more
文化遺産

古代都市パレンケと国立公園(メキシコ)

■1000年以上昔に宇宙飛行士が!?マヤ文明の芸術的な遺跡 メキシコ南部、チアパス州のジャングルの奥深くに佇むマヤ文明の古代都市、パレンケが世界遺産に登録されています。
文化遺産

ベラットとギロカストラの歴史地区(アルバニア)

※アイキャッチ画像は「Taulant PjetergjokajによるPixabayからの画像」 Historic Centres of Berat and Gjirokastra ( Albania ) OUV(iii)(iv) 2005年世界遺産登録、2008年範囲拡大 ■博物館都市と称された街や、千の窓の街と称される独特な街景観 アルバニアの南部に位置するギロカストラは、中世以降の街並みが残る...read more
文化遺産

ヴェルヘルムスヘーエ城公園(ドイツ)

※アイキャッチ画像は「Andreas LischkaによるPixabayからの画像」 Bergpark Wilhelmshöhe ( Germany ) OUV(iii)(iv) 2013年世界遺産登録  ■街は近代的に変わっても、昔から変わらない公園がある。 ドイツの中央部ヘッセン州の町カッセルにおいて、森に囲まれた丘陵に広がるバロック庭園、ヴィルヘルムスヘーエ城公園が世界遺産に登録されています...read more
文化的景観

紀伊山地の霊場と参詣道(日本)

■人々の自然と仏への信仰の道が、今では海外からの注目を浴びています 和歌山県・三重県・奈良県にまたがる紀伊山地の参詣道とそこに点在する神社寺院等の霊場23資産が世界遺産に登録されています。
文化遺産

セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館(スペイン)

■中世スペインの歴史と誇りが詰まった3建築 アンダルシア地方、セビリアの町の中心部に集合する大聖堂、宮殿(アルカサル)、インディアス古文書館の3つの建築が世界遺産に登録されています。
文化遺産

ヴェネツィアとその潟(イタリア)

Venice and its Lagoon (Italy)  OUV (i)(ii)(iii)(iv)(v)(vi) 1987年世界遺産登録 ■海上都市として栄えたヴェネツィア共和国 アドリア海の約120の小島の上に造られた水の都。176の運河と約400もの橋が島を結んでいますが、7世紀頃から街を形成しつつ、8世紀にはヴェネツィア共和国として独立していきました。 9世紀から12世紀にかけては他にも...read more
文化的景観

石見銀山遺跡とその文化的景観(日本)

Iwami Ginzan Silver Mine and its Cultural Landscape (Japan)  OUV (ⅱ)(ⅲ)(ⅴ) 2007年世界遺産登録 2010年軽微な範囲変更 2019撮影 石見銀山 ■銀の採掘から始まった町づくり 石見銀山では、16世紀に朝鮮半島を渡って伝播した灰吹法による銀の精錬技術により、良質で大量の銀が採掘され、最盛期にはヨーロッパにまで銀が流通しま...read more
文化遺産

北京と瀋陽の明・清朝の皇宮群(中国)

■中国初の世界遺産は中世から続く広大な宮殿 中国が世界遺産条約を締結したのは1985年。世界遺産条約が発効してから10年後のことでアジアとしては早い方です。そしてその2年後に中国初の世界遺産として北京の資産が登録され、2004年には瀋陽の資産も追加登録されることとなりました。
文化遺産

オリンピアの古代遺跡(ギリシャ)

■古代オリンピック、約1,000年の間に293回! 地中海に突き出たペロポネソス半島の西北端には、古代、ゼウス神にささげる競技会が開催され、オリンピック発祥の地とも呼ばれるオリンピアに古代遺跡が残り、世界遺産に登録されています。
文化遺産

ポーランド、ウクライナのカルパチア地方の木造教会(ウクライナ・ポーランド)

■国境を越えて登録された木造教会群 ポーランドとウクライナのちょうど境目を中心に円状に広がって、全16棟の木造教会が世界遺産に登録されています。
文化遺産

キーウ:聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群、キーウ-ペチェルスカヤ大修道院(ウクライナ)

■黄金の玉ねぎ帽子が美しいウクライナ・バロックの傑作集 ウクライナの首都キエフ(キーウ)には3つの聖堂「聖ソフィア大聖堂」「キエフ・ペチェルスカヤ聖堂」「ベレストヴォの救世主聖堂」があり、ウクライナで初めて世界遺産に登録されました。