登録基準(ⅲ)

文化遺産

ティール(レバノン)

■かつてフェニキア都市国家として繁栄し、今はローマの遺跡が残る遺跡レバノンの地中海に面した海岸沿いに、かつてフェニキア人が造った都市国家ティルスの遺跡が今なお残り、世界遺産に登録されています。
文化的景観

ピレネー山脈-ペルデュ山(スペイン・フランス)

■世界最古の歴史をもつ羊飼いが作り上げた景観フランス・スペインの国境にあたるピレネー山脈。そのうち標高3500m級のペルデュ山の周辺は特に美しいと有名で、この山から北のフランス側は氷河残る風景、逆に南のスペイン側は温暖な気候で様相が異なります。そしてその国境には「ローランの裂け目」と呼ばれる、まるでファンタジー映画のように山にぽっかりと空いた裂け目があるのです。
登録基準(ⅲ)

ヒエラポリス-パムッカレ(トルコ共和国)

Hierapolis-Pamukkale (Turkey)  OUV (iii)(iv)(vii)1988年世界遺産登録■冥界の王ハーデスに生贄を捧げる伝説から、一大温泉保養地へトルコ南西部に、不思議と真っ白な棚田が広がります。もちろん稲田ではなく、塩田でもありません。ここは石灰岩の大地。活断層の亀裂により噴き出した温水により、石灰が溶け、美しい白い石灰にミネラルが溶けたエメラルド色の水が流れ出て...read more
登録基準(ⅰ)

マチュ・ピチュの歴史保護区(ペルー)

※アイキャッチ画像は版権フリー画像「Олег ДьяченкоによるPixabayからの画像像」Historic Sanctuary of Machu Picchu ( Peru ) OUV(i)(iii)(vii)(ix)1983年世界遺産登録■500年以上経った今なお残るインカ帝国の跡ペルー南部のアンデス山地、標高2430mの尾根にある都市遺跡マチュ・ピチュ。1450年ころに造られたとされる、...read more
文化遺産

秦の始皇陵(中国)

■8,000体の兵士像はすべてが異なる脅威の芸術力紀元前221年に中国を統一した秦の始皇帝が葬られた場所。始皇帝の陵墓から1.5キロほど離れた場所には、副葬品として約8,000体の等身大の兵士や馬などの兵馬俑が発掘され、ともに世界遺産に登録されています。
危機遺産

エルサレムの旧市街とその城壁群(エルサレム ヨルダンによる申請)

■小さな区画にユダヤ・キリスト・アルメニア・イスラムと多宗教が暮らす街エルサレム地区の旧市街は、約1km四方の城壁に囲まれており、城壁含めた全体が世界遺産になっています。この狭い城壁内は、ユダヤ教徒、キリスト教徒、アルメニア教徒、そしてイスラム教徒の4つのエリアと、どこにも属さない嘆きの壁に囲まれたエリアで区分けされているのです。
文化遺産

イチャン・カラ(ウズベキスタン)

■二重の防壁に囲まれた「博物館都市」ホラズム州の中心都市の一つ、オアシスの古都ヒヴァ。ヒヴァの歴史はシルクロードが形成される以前とされ、ブハラと並ぶ聖なる都、あるいは太陽の国を意味します。中でもこの2,500年以上の歴史をもち、10世紀以降の建造が多く残されている歴史地区”イチャン・カラ”はその保存状態が非常に良好とされ、ウズベキスタンで最初の世界遺産に登録されました。
文化遺産

ラヴォー地区の葡萄畑(スイス)

■1000年続くワイン造りが生んだ景観ラヴォーとは、フランスとスイスにまたがる三日月型の大きな湖レマンの北部の丘陵地帯を指します。世界遺産に湖は含まず、沿岸部の丘陵地帯に資産範囲が広がります。
文化的景観

ピーコ島のブドウ園文化の景観(ポルトガル)

■本来困難なブドウ栽培を可能にした石垣のブドウ園ピーコ島は、リスボンからはるか先、北大西洋に位置するアゾレス諸島で2番目に大きな火山島です。この大陸から切り離された島の北側と東側の沿岸部を中心に、世界遺産のブドウ園が広がります。
文化遺産

メキシコ・シティ歴史地区とソチミルコ(メキシコ)

■かつて確かに存在したアステカ文明とその上に気づいたスペイン文化の融合構成資産はメキシコシティの歴史地区エリアと、ソチミルコの3エリア、計4エリアが含まれます。歴史地区エリアはソカロと呼ばれる憲法広場を中心としており、スペイン植民地化以前の遺跡と共に、ゴシック、ルネサンス、バロックなどの建築様式が入り交じった大聖堂、宮殿などが残されています。以前とは、かつてこの地域一帯で栄えていた、アステカ文明による首都があったことに由来します。
文化遺産

古代都市ウシュマル(メキシコ)

■雨神チャックを祀る、側面が丸みを帯びたピラミッドユカタン半島北部に700年ごろ建設され、政治的中心地の一つであった「ウシュマル」。世界遺産には他に「カバー」「サイール」「ラブナー」の計4遺跡がまとめて「古代都市ウシュマル」として登録されています。これらは世界遺産「チェチェンイッツァ」と同様、マヤ文明の遺構で、その中でも比較的保存状態が良いものとされていますが、一方で文字を持たない文明なので不明点が多いようです。
文化遺産

ギマランイス歴史地区(ポルトガル)

ポルトガル北部に位置する小さな町、ギマランイス。ここはかつてポルトガル王国繁栄を示す中心地ともなった場所です。
文化遺産

莫高窟(中国)

■砂漠の中に佇む千仏洞とも言われる石敦煌の南に広がる砂漠に、突如現れるオアシスのような一帯を中心に、断崖に掘られた490もの石窟が見つかりました。同じく世界遺産の「雲崗石窟」、「龍門洞窟」とともに中国三大石窟のひとつに数えられる、莫高窟です。世界遺産としては文化遺産の登録基準すべてを有しているのでとても希少性が高いのです。
文化遺産

トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会(ドイツ)

■ドイツに残るローマ遺構と墓標フランスの「オランジュ」のように現在多国に残るローマ遺構の一つです。ここドイツ、トリーアに8件、近郊の地方自治イゲルに1件、計9件が世界遺産に登録されています。この辺りはかつてローマ時代にガリアと呼ばれる主要都市として栄えました。他の国の遺構同様、円形劇場や浴場、門などの他に、中世に建てられた大聖堂も含まれています。
文化遺産

オランジュのローマ劇場とその周辺及び”凱旋門”(フランス)

■2,000年経っても現役で使われるローマ劇場英語表記ではオレンジと発音する、フランス、プロヴァンス地方。ここは紀元前1世紀、ローマの軍人カエサルが支配下におさめて建設した植民都市でした。世界遺産に登録されているのは、この時代の建築含めた2か所で、一つは「ローマ劇場」、もう一つが「凱旋門」です。世界遺産条約ができて早い段階で登録されたので、当時は保存のためのゾーニングがされておらず、2007年に緩衝地域を設置することになりました。
文化遺産

福建の土楼(中国)

■まるでバームクーヘンのような建築中国には中世の時代より、”土楼”と呼ばれる建築がありました。それは上から見ると円形や方形で、数階建て。建物の外側は暑い土壁で覆われ、窓は少なく外部からの侵入を防ぐように入り口は通常一つ。外敵から身を守るために狭間が設けられ、要塞のような機能も果たしました。特に福建省に現存するものが多く、点在する46棟が10のエリアに分かれて世界遺産に登録されています。
文化遺産

ラリベラの岩窟教会群(エチオピア)

■サハラ以南で最も歴史の古いキリスト教国に、なんと岩をくり抜いた聖堂!エチオピア北東部に位置するラリベラにはアビシニア正教会(現在エチオピア正教会と呼称)の教会群が残ります。アフリカは植民地化によってキリスト教が浸透していった国は多くありますが、ここはもっと古く、4世紀にまでさかのぼる、国民にとって最大の宗教となりました。またラリベラの教会群は、最初に登録された世界遺産12件のうちの一つです。
文化遺産

イスタンブール歴史地域(トルコ共和国)

Historic Areas of Istanbul (Turkey)  OUV (i)(ii)(iii)(iv)1985年世界遺産登録 2017年軽微な変更■キリストとイスラムが共存する境界トルコ最大の都市イスタンブールの歴史を紐解けば、古代ギリシャ時代はビザンティオン、ローマ時代にはコンスタンティノープルと改名し、東西分裂後のビザンツ帝国時代には首都機能となり、16世紀にはオスマントルコによる...read more
文化遺産

富士山―信仰の対象と芸術の源泉(日本)

■美しい湖・泉から荘厳な神社や遺跡群まで総25件!富士山は自然遺産でも、文化的景観でもなく、タイトルの通り富士信仰と芸術の源泉という文化的側面が世界遺産として認められました。(ⅲ)古来より富士信仰を発達させ、芸術や自然と調和的な文化的伝統を生み出したことを伝える(ⅵ)富士山が古来、会がや文学などの題材や浮世絵を通してジャポニズムに代表される西洋の芸術にも影響を与えた
文化遺産

万里の長城(中国)

※アイキャッチ画像は版権フリー画像「My pictures are CC0 When doing composingsによるPixabayからの画像」The Great Wall ( China ) OUV(i)(ii)(iii)(iv)(vi)1987年世界遺産登録■宇宙から見える唯一の建造物とも比喩された長城実際は幅の狭さから、宇宙から見えることは無いようですが、渤海湾沿岸からゴビ砂漠まで全長...read more